Saturday, 7 April 2007

紋章学(HERALDRY)のその1

ヨーロッパでは戦場における個人の識別マークとして、




盾に紋様を描くことが行われていたが、

これが固定された紋章(Coat of Arms, Blazon)となるのは、


12世紀半ば頃だそうです。



その理由の1つとして当時、

流行していた馬上槍試合で兜で顔を隠した個人を明確に識別するために必要とされたことが挙げられる。


ちなみこの画像の部分一つ一つに意味があり、





1.シールド(Shield、盾)








2.ヘルメット(Helm、兜)、マント(Mantling)






3.サポーター(Supporter、盾持ち)












4.クレスト(Crest、兜飾り)






5.モットー(Motto、巻物)





なんです。
 
更に、盾だけのシンプルに描かれた紋章を「小紋章」、
 
ヘルメットとマントのみ付属させたものを「中紋章」、
 
その他のアクセサリーも共に描かれた紋章を「大紋章」と呼んだりします。
 
深いでしょ。

次は意味を。

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